お知らせ

2026-09-13 勉強のこと

生成AIとの付き合い方

大阪・神戸・京都の国語専門家庭教師、住吉那巳枝です。

子どもにChatGPTを使わせるのが心配、特に「宿題をAIにやらせてしまうのでは」と思っている保護者の方へ向けて、お知らせを配信しました。

2026年8月から「ChatGPT for Teens」が順次導入されています。(アカウントにより使用開始時期が異なるようですが。)

13~17歳の利用者が、宿題をAIで済ませようとしていると判断された場合には、「学習モード」を使って段階的に考えるよう促す仕組みがあります。

また、保護者と子どものアカウントをペアレンタルコントロールで連携し、「学習時間」を設定することもできます。設定した時間帯に始めた対象の新しいチャットは、学習モードでスタートします。

とはいえ、作文や感想文、記述課題などを生成AIにやらせることを完全に防ぐのは難しいです。

そこで今回のお知らせでは、子どもが使うAIのカスタム指示に入れて、作文や記述課題などの文章作成をそのままAIにやらせにくくするためのプロンプトも案内しました。

完成した答えを出すのではなく、考えるための質問を返す、ヒントを出す、自分で書いたものについて問題点を指摘するといった使い方をさせるためのものです。

生成AIを使わないわけにはいかない時代は来るだろうから、全面的に禁止するより、賢く使うように促すほうが現実的かなと思っています。

そして、AIを賢く、正しく、効果的に使うには、結局かなりの国語力が必要です。

AIの答えをそのまま信じず、本当に正しいのか、根拠はあるのかを考える力。
自分が何を知りたいのか、どういう条件が必要なのかを整理する力。
それをAIに伝わるように書く力。返ってきた答えを正確に読む力。

これらがなければ、AIを使っているつもりでも、実際にはAIに振り回されるだけになります。

最近はプロンプトの書き方を教える講座もありますが、そもそも読解力がないなら、そこで教えられていることを正確に理解するのも難しいです。自分が何を求めているのかを整理できなければ、適切なプロンプトも書けません。

AIが文章を書いてくれるから国語はいらなくなる、ではないんですよね。むしろ逆で、AIを使う時代だからこそ、読む力、考える力、書く力はこれまで以上に必要になる。

国語を教える立場として、これからは問題を解く力だけではなく、AIに考えることまで丸投げせず、学習のためにどう使うかというところまで伝えていく必要があると思っています。考えています。

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