2026-06-09
勉強のこと
私立中学からの高校受験
大阪・神戸・京都の国語専門家庭教師、住吉那巳枝です。
関西の中学受験率は、2021年に一度減少したものの、その後は右肩上がりになっています。
中学受験を目指す理由は、家庭によってさまざまです。中学受験というと、最難関中学を目指す層のためのものというイメージを持っている方が、非受験のご家庭には多いように思います。しかし、実際にはそれだけではありません。
公立中学校への進学に不安があり、私立中学校を目指すケースもあります。クラブチームの先輩たちから学校の話を聞き、子ども自身が行きたい学校を選ぶケースもあります。また、子どもに合う環境を探した結果、私立中学校に行きついたというケースもあります。
一方で、中学受験に対して積極的ではないものの、公立中学校への進学には不安を感じているという方もいらっしゃいます。
そうした方は、三年制の私立中学校を検討するのも一つの手です。
【三年制の私立中学校という選択肢〉
六年制の私立中学校には、高校受験がないことで、中学三年生から高校一年生にかけて中だるみが起こりやすいという面があります。
もちろん、すべての生徒がそうなるわけではありません。しかし、学習への緊張感を失い、そのまま成績が下がって下位層まで低下していく、いわゆる「深海魚」の状態になることもあります。
その点、高校受験を前提とする三年制の私立中学校では、中学校生活の中に明確な目標を置きやすくなります。
大阪には、全国的にも珍しく、三年制の私立中学校が三校あります。
履正社中学校、堺リベラル中学校、四条畷学園中学校です。
いずれも大阪府内のトップ公立高校や最難関私立高校への合格実績がありますが、中学入試自体の難度は、それほど高くありません。
私の生徒の中にも、まだ履正社豊中中学校だったころに進学し、その後、北摂地域のトップ公立高校に進学した生徒がいました。
【三校それぞれに違いがあります】
この三校は、いずれも三年制の私立中学校ですが、進路の仕組みはそれぞれ異なります。
四条畷学園中学校は、全員が高校受験を目指します。
堺リベラル中学校は、一・二年生では共通のカリキュラムで学び、三年生になると内部進学コースと高校受験コースに分かれます。
履正社中学校は、中学入試の段階で、中高一貫の学藝コースと、高校受験を目指す三ヵ年独立コースに分かれます。
同じ三年制の私立中学校であっても、全員が高校受験をする学校、三年生で進路を選ぶ学校、入学時にコースを選ぶ学校という違いがあります。
そのため、学校を選ぶ際には、合格実績だけではなく、子どもの性格や将来の進路に合った仕組みになっているかを確認することが大切です。
【高校受験があることの利点】
高校受験をする場合には、内申点が必要になります。
そのため、定期テストだけではなく、提出物や授業態度なども含め、日頃から継続して取り組む必要があります。
高校受験という目標があることで、中高一貫校のような中だるみのリスクを減らすことができます。
また、中学校時代に身につけた、定期テストに向けて計画的に勉強する習慣や、提出物を期限までに仕上げる習慣は、高校入学後にも役立ちます。
大学入試では、学校推薦型選抜や総合型選抜を利用する生徒も増えています。そして、一般入試よりも厳しい戦いになることもあります。高校で安定した成績を取るためにも、中学校の段階から継続的に学習する習慣を身につけておくことには意味があります。
そうした点を考えると、三年制の私立中学校に進学し、その後、高校受験をするという進路も、検討する価値のある選択肢だと思います。
【大手の中学受験塾に通わなくても合格は可能です】
今回挙げた三校は、いわゆる中学受験塾に通わなくても、家庭教師のみ、個別指導のみで合格を目指すことができます。
むしろ、集団塾のカリキュラムに合わせるよりも、子どもの現在の学力や志望校の出題傾向に合わせて、必要な学習に絞って取り組むほうがいい場合もあります。
ことのは社では、塾に通わずに中学受験をする生徒が毎年いますが、関関同立附属レベルの学校にも合格しています。
算数や理科については、ご希望があった場合は先生をご紹介し、他教科の先生と連携を取りながら指導するケースもあります。
中学受験をするからといって、必ずしも大手塾に通い、難関校を目指さなければならないわけではありません。
子どもに合う環境を考えた結果として、三年制の私立中学校を選び、その後、高校受験を目指す。
そのような進路も、中学受験の一つの形として考えてよいのではないでしょうか。
関西の中学受験率は、2021年に一度減少したものの、その後は右肩上がりになっています。
中学受験を目指す理由は、家庭によってさまざまです。中学受験というと、最難関中学を目指す層のためのものというイメージを持っている方が、非受験のご家庭には多いように思います。しかし、実際にはそれだけではありません。
公立中学校への進学に不安があり、私立中学校を目指すケースもあります。クラブチームの先輩たちから学校の話を聞き、子ども自身が行きたい学校を選ぶケースもあります。また、子どもに合う環境を探した結果、私立中学校に行きついたというケースもあります。
一方で、中学受験に対して積極的ではないものの、公立中学校への進学には不安を感じているという方もいらっしゃいます。
そうした方は、三年制の私立中学校を検討するのも一つの手です。
【三年制の私立中学校という選択肢〉
六年制の私立中学校には、高校受験がないことで、中学三年生から高校一年生にかけて中だるみが起こりやすいという面があります。
もちろん、すべての生徒がそうなるわけではありません。しかし、学習への緊張感を失い、そのまま成績が下がって下位層まで低下していく、いわゆる「深海魚」の状態になることもあります。
その点、高校受験を前提とする三年制の私立中学校では、中学校生活の中に明確な目標を置きやすくなります。
大阪には、全国的にも珍しく、三年制の私立中学校が三校あります。
履正社中学校、堺リベラル中学校、四条畷学園中学校です。
いずれも大阪府内のトップ公立高校や最難関私立高校への合格実績がありますが、中学入試自体の難度は、それほど高くありません。
私の生徒の中にも、まだ履正社豊中中学校だったころに進学し、その後、北摂地域のトップ公立高校に進学した生徒がいました。
【三校それぞれに違いがあります】
この三校は、いずれも三年制の私立中学校ですが、進路の仕組みはそれぞれ異なります。
四条畷学園中学校は、全員が高校受験を目指します。
堺リベラル中学校は、一・二年生では共通のカリキュラムで学び、三年生になると内部進学コースと高校受験コースに分かれます。
履正社中学校は、中学入試の段階で、中高一貫の学藝コースと、高校受験を目指す三ヵ年独立コースに分かれます。
同じ三年制の私立中学校であっても、全員が高校受験をする学校、三年生で進路を選ぶ学校、入学時にコースを選ぶ学校という違いがあります。
そのため、学校を選ぶ際には、合格実績だけではなく、子どもの性格や将来の進路に合った仕組みになっているかを確認することが大切です。
【高校受験があることの利点】
高校受験をする場合には、内申点が必要になります。
そのため、定期テストだけではなく、提出物や授業態度なども含め、日頃から継続して取り組む必要があります。
高校受験という目標があることで、中高一貫校のような中だるみのリスクを減らすことができます。
また、中学校時代に身につけた、定期テストに向けて計画的に勉強する習慣や、提出物を期限までに仕上げる習慣は、高校入学後にも役立ちます。
大学入試では、学校推薦型選抜や総合型選抜を利用する生徒も増えています。そして、一般入試よりも厳しい戦いになることもあります。高校で安定した成績を取るためにも、中学校の段階から継続的に学習する習慣を身につけておくことには意味があります。
そうした点を考えると、三年制の私立中学校に進学し、その後、高校受験をするという進路も、検討する価値のある選択肢だと思います。
【大手の中学受験塾に通わなくても合格は可能です】
今回挙げた三校は、いわゆる中学受験塾に通わなくても、家庭教師のみ、個別指導のみで合格を目指すことができます。
むしろ、集団塾のカリキュラムに合わせるよりも、子どもの現在の学力や志望校の出題傾向に合わせて、必要な学習に絞って取り組むほうがいい場合もあります。
ことのは社では、塾に通わずに中学受験をする生徒が毎年いますが、関関同立附属レベルの学校にも合格しています。
算数や理科については、ご希望があった場合は先生をご紹介し、他教科の先生と連携を取りながら指導するケースもあります。
中学受験をするからといって、必ずしも大手塾に通い、難関校を目指さなければならないわけではありません。
子どもに合う環境を考えた結果として、三年制の私立中学校を選び、その後、高校受験を目指す。
そのような進路も、中学受験の一つの形として考えてよいのではないでしょうか。
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