お知らせ

2026-03-10 合格速報

京都大学合格発表1

大阪・神戸・京都で国語専門の家庭教師をしている住吉那巳枝です。

今日は京都大学の合格発表日です。

京都大学は理系学部でも二次試験に国語(現代文・古文)があり、最後まで気が抜けませんでした。(東京大学では現代文・古文・漢文が出題されます。)

今年は2人の生徒が京都大学を受験し、2人とも京都大学工学部に無事合格しました。2人とも中学受験では第一志望校に届きませんでしたが、今回の合格を手にしました。また、小学5・6年生の時に指導した生徒さんからも、京都大学医学部医学科に現役で合格したという嬉しい報告をいただきました。

そのうちの一人は、ちょうど9年間指導した生徒です。中学受験では第一志望校への合格が叶わず、本人の希望で大学受験を目指して継続指導となりました。実は、継続指導が本人の希望であったことを知ったのは、彼が中学3年生になった時でした。

6年間指導を続け、現役時には最難関私大に合格したものの京都大学には届かず、一浪時には最難関私大複数、難関国立大学などに合格しましたが、京都大学の二次試験直前に体調を大きく崩し、体調不良のまま受験に臨み不合格。その結果を受けて、彼は仮面浪人を決意しました。

大学の必要単位をすべて取得しながら、大学の勉強が忙しく受験勉強に割く時間が取れない期間もありましたが、数・物・化の家庭教師の授業と私の古文の授業は継続しました。そして、ついに京都大学への合格を勝ち取りました。

一浪で現役時よりも上の大学に合格できる確率は約20%、仮面浪人で合格できる確率は約10%と言われています。確率が低くてもやり抜く、たとえ結果が出なくてもやり抜いたことを誇りにしようと決意した彼の姿勢を、私は素晴らしいと思っています。

すべての合格は等しく尊いものです。それは分かっていますし、心からそう思っています。でも、9年間指導してきた生徒が、中学受験と大学受験の両方で第一志望校に落ち、そこから立ち上がる姿をずっと見てきた生徒の合格には、言葉にできない特別な思いがあります。

私が彼と接するのは週1回の2時間程度にすぎません。その裏でどれほどの努力を重ねてきたのか、想像するしかありません。本当に尊敬の念しかありません。

「関関同立を嫌だなんて、そこを目指す人に失礼だ」という言葉を耳にすることがあります。実際に彼もそのような言葉を投げかけられていました。

しかし、彼にとっての第一志望校ではなかったのです。それを否定すべきではありません。少なくとも、第一志望校に落ちた受験生に対して「その大学を目指す人に失礼だ」と言うべきではないと私は考えています。

そのような言葉に負けず、京都大学を目指し続けて合格を勝ち取った彼を、心から誇りに思います。

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