小6生 記述が苦手なら基本に立ち返りましょう!
こんばんは
大阪・神戸・京都の国語専門家庭教師住吉那巳枝です。
記述問題で点が取れない。減点が異様に多い。入試まで2週間。過去問演習を解きながらかなりあせっている。
そんな人は基本に立ち返りましょう。
まず、設問文が何を聞いているのかをおさえましょう。理由ですか? 内容ですか?これによって文末表現が異なります。設問を正しく理解できているか、これをしっかり確認しましょう。
次に解答の根拠となる部分に線を引きましょう。範囲が広い場合は自分なりにわかるように印をつけましょう。そして、その部分から使う言葉と使わない言葉を選んでいきます。設問によっては言い換えが必要なこともありますし、まとめとなる言葉を使う必要があることもあります。直接本文にそういったことを書いていきましょう。
それから解答を作ります。解答を作ったら、正答と自分の答えとの違いを徹底的に考えます。正答にある言葉は本文のどこにあるのか、どの内容を言い換えているのか、これらをすべて確認していきます。また自分が作った解答の主語と述語の対応がおかしくないか、誤字脱字がないか、文末表現は設問と対応しているか、本文の言葉を書き写し間違えていないかを確認しましょう。
この一連の作業、時間がかかります。しかし、この作業を行うと、自分がどこで理解できていないのかがわかってきます。自分の弱点を直前期に浮き彫りにするこの作業が解答の精度を上げます。直前期のこの時期だからこそ、量より質にこだわりましょう。
そして、小4・小5で記述が苦手な人は、今から上記のやり方で記述解答を作るようにしてみてください。