2020年度合格者の声② 洛星中学校
前回の合格者の声からかなり時間が空いてしまいましたが…
2020年度入試の合格者の声②を掲載いたします。
Nさんの指導が決まったとき、正直、今までに感じたことのないプレッシャーを感じました。この子に国語力がついたら、とてつもなく伸びていく、関西の最難関の中学入試問題では確実にもの足りなくなるレベルまでいくだろう、でも、もしつけられなかったら大きな損失を負わせてしまう、と思ったのです。
基本的に月3回、月によっては4回、季節講習時は少し多めに指導を行いました。4教科の中で国語だけが苦手。算数はずばぬけてできる。理科も社会もとれる。算数については、解き方を自分で考えだして解けてしまい、模試の出題ミスを発見できるほどのレベル。論理的思考力はあるはずなのですが、国語の文章になると文脈に即して正しく推測することが苦手なところがあり、論理の飛躍が目立つ。語彙力の面、表現力の面での弱さもありましたので、難しめの問題を用いて国語の力の全体的な底上げと志望校に必要な力を徹底的に伸ばすことにしました。成績は徐々に上がっていきましたが、小5の冬~春にかけてスランプに陥りました。スランプの原因を分析して状況と対策をお伝えし、抜け出すまでには数か月かかることをご理解いただいて、すべきことをしっかりと行っていただいたおかげで、小6最初の志望校判定模試の前にスランプを脱出。小6の夏前には、関西の中学校の入試問題では最難関の国語でもあっさり合格点を越えてしまうところまで来ましたので、筑駒・開成・麻布・桜蔭などの過去問を用いて第一志望校の洛星対策を徹底的に行っていきました。秋の終わりには筑駒の詩で少々苦戦することはありましたが、開成・麻布・桜蔭の過去問では、過去問の模範解答よりもいい解答を作成することもあるほどのレベルになってくれました。
塾の復習はもちろん、私の授業の復習もしっかり行ってくれたこと、スランプに陥っても決して投げやりにならずに学習を続けてくれたこと、第一志望校にどうしても行きたいという強い意志を持ち続けたことが力を引き上げたのだと思います。そして、お母様が国語という教科を軽視なさらず、各科目をバランスよく学習できるように学習管理をしてくださったこと、成績が上がらない時期も忍耐強くすべきことをお子様といっしょに進めてくださったことはとても大きかったと思います。
合格者の声 N.K様 (クリックで直筆の合格者の声をご覧いただけます。)
合格校 洛星中学校(前期)
合格校 洛南高等学校附属中学校(併願)
合格校 高槻中学校(B日程)
合格校 東山中学校(前期A)
★お子様の声
指導後の感想やがんばった感想、印象に残っていることを教えてください。
先生には多いときには週に1回日曜日のペースで指導してもらいました。最初は塾の宿題に追われて復習がおろそかになったときもありました。でも、がんばって復習をきちんとして先生から出た宿題もこなして毎日国語にふれるようにしました。そうしていくうちに、六年生の初期には国語の点数がみるみるのびていき、志望校合格の自信につながりました。指導をうけて本当によかったと思っています。
★保護者の方の声
ご依頼前の状況やお悩みをお教えください。
理系の息子で、特に算数が得意でした。理・社にも問題はなかったものの、国語だけが本当に悩みの種で、算数で稼いだ点を全て国語のマイナス分で使い切ってしまう状態でした。読解力はもちろん、選択も記述も語彙も、国語に関わる能力や技術は全て不足しており、最難関・難関レベルの合格を目指すには相当不安がありました。集団塾での国語に限界を感じ、先生に依頼しました。
★指導開始後のお子様やお子様の成績の変化、指導へのご感想をお聞かせください。
2年弱指導頂いた間、先生の授業の復習をしっかりすること、指導報告書のアドバイスを実践すること、自宅でできる補強を続けることで、だんだん目に見えて国語の成績が上がっていきました。適切な時期に志望校に合わせた指導も開始して頂き、いつのまにか、不安ばかりだった国語が時に算数を上回ることもあるほどの武器になりました。さらに、傾向の違う入試(洛星と洛南)にも対応できるようになりました。国語が嫌い、文章も書けない、時間も足りない・・・・だった息子が、先生のおかげで見違えるほど成長しました。国語に不安がなくなったことで、親子共々精神的に安定することができ、おかげさまで受験校すべてに合格をいただくことができました。ありがとうございました。