10連休の過ごし方ー4年生

こんばんは。

大阪・神戸・京都の国語専門家庭教師住吉那巳枝です。

2週間後には10連休に突入です。

 

この連休。大半の塾は休みで、一部模試などがある以外は基本的に授業はありません。

では、この時期をどうすごしたらいいのでしょうか。学年別にみていきたいと思います。

まずは4年生。10日間ずっと勉強詰めにする必要はありません。

この時期は5年生・6年生も同様ですが、気候の変化や学校行事が増えてくるのに休みがなく体調管理やモチベーション管理に手がかかるようになる6月を乗り切るために、弱点補強と心身のメンテナンスを行いましょう。

やり残していた復習テストやカリテ、公開の復習、テキストで間違えた問題の復習をしっかり行いましょう。4年生になり、文章レベルが上がって四苦八苦している生徒さんも多いのではないかと思います。もし、文章の内容がさっぱりわからないというのであれば、主語・述語・修飾語の基本を復習すること、こそあど言葉(指示語)と基本的な接続語について確認するようにしましょう。また、意味のわからない言葉の洗い出しもしておくとよいでしょう。

これまでのテキストの音読を行い、つまずくところはないか、へんな読み方をしているところはないかなどを確認しましょう。つまずいてるところは、漢字が読めないか、文意が理解できないか、言葉の意味がわからないか、これらのいずれかに問題があるはずです。

特に漢字が読めない場合は、1~3年生の漢字の復習をまず行いましょう。4年生のテキストでは、3年生までの漢字にはふりがなはつきません。これが読めないと読解に大きく影響しますから、漢字の力があやしい場合は、漢字の学習を最優先してください。

また、2018年・2019年は漢字の移行措置期間となっており、これまで中学生で学習していた都道府県名に用いられている漢字はすべて4年生で学習します。(詳細はこちら→小学国語 学習指導要領改訂・教科書改訂の影響

移行措置期間は学習する漢字が20字追加されますので、覚える漢字が2018・2019年の4年生は他の年度の4年生よりも多くなります。ですから、3年生までの漢字のもれは早めになくしておくにこしたことはありません。

4年生の10連休は、復習優先・弱点強化で過ごしてください。そして、連休中でも極力学校に通っているときと同じ時間で起床・就寝し、体調を崩すことがないようにしてください。