西大和の国語、簡単!

こんばんは

大阪・神戸・京都の国語専門家庭教師住吉那巳枝です。

小6生は連日過去問演習の日々。受験生が5人いるので、私も1週間あたり10校程度の入試問題に目を通しています。すでに解いたものだらけなのですから、軽く見る程度なのですが。

で、本日の授業。とある難関校A中学を第一志望にしている生徒が西大和を受けるかもしれないということなので、急遽過去問演習。

第一志望校とは傾向がまったく違う西大和。西大和の問題は実はそんなに難しくはない。偏差値が下のA中学のほうが高い読解力・記述力が求められるのですが、西大和は文章量が多い。大問3問構成だし、段落整序問題があるし、時間配分がそうとうきついなと見ていたのですが……

「西大和、選択肢めっちゃ簡単。段落の並べかえもそんな難しくない。記述は1問できひんのあったし、時間はぎりやけど」とのこと。

え? ほんまに? と思いつつ採点したところ、合格者平均+15点。得点率79%。

この年の合格最低点の得点率は65%程度。

やっぱりA中学の国語の過去問でしっかり点が取れると、西大和ではそんなに苦労しない。西大和の過去問で点が取れる子でもA中学の過去問では点が取れないというのはよくあることで……。これは洛南もしかり。洛南の過去問は取れるのに、A中学の過去問では点が取れないというのはよくあること。正確に迅速に大量に処理できるかを見る洛南と「ほんまにこの文章理解できててる? 作者・筆者の言いたいことわかってる?」ということを聞いてくるA中学。洛南は東大型でA中学は京大型。

 

さて、A中学とはどこでしょう? 文章を深く理解する力をつけるのに、この学校の過去問はとてもいい問題です。