東大寺学園の元国語の先生とのお話

こんにちは。

大阪・神戸・京都の国語専門家庭教師住吉那巳枝です。

午前中は打ち合わせ、午後は定年退職された東大寺学園の国語の先生とお話しする機会がありました。

東大寺の国語の採点基準、求めている力、作問の意図、どういった問題を東大寺が好んでいるかなどをお聞きすることができ、とても濃い時間となりました。

洛星同様、記述問題の解答については赤本はあてにならないなというのは感じました。また、この言葉が入っていれば加点するという方式の模試に慣れている子にはきつい入試だなとも思いました。学校によって採点基準はほんとうに大きく違うということも改めて実感しました。

自分の指導方法の改善点と「あ~、まちがっていなかった」という点にも気づくことができたのも大きな収穫です。指導者も成長し続けなければなりません。今後定期的にこの先生のお話をうかがう機会があるので、私自身も学び続けたいと思っています。

で、東大寺を第一志望とするみなさん!

東大寺の国語採点基準から、次のことに気をつけて勉強していってください。

①漢字はとめ・はね・はらいをしっかり、ていねいに! めちゃくしゃ厳しいです。

②記述問題は最低でも50%は書きましょう。字数が足りない場合は要素が不足しています。きたない字は容赦なく減点されます。答えを作成するときは問題用紙に下書きをしてから、解答用紙に清書しましょう。

③指定語句がない限り、本文中の言葉を使うのではなく、自分の言葉で答える練習を徹底しましょう。

 

今日お話しをうかがった先生は、現在家庭教師をされています。東大寺にどうしても行きたいけれど国語が苦手というお子さまには最高だと思います。お話しをうかがって、もう、この先生の授業、私が受けたい! と思ったほどです。