教科書会社のサイトを活用して弱点補強・基礎固め

こんばんは。

大阪・神戸・京都の国語専門家庭教師住吉那巳枝です。

休校期間中、中学受験生は受験対策を中心に家庭学習を進めていると思いますが、小学校低学年のお子様・漢字や知識事項が苦手なお子様は、教科書会社のホームページで提供されている教材を活用されるといいかもしれません。

国語の教科書は、光村図書・東京書籍・教育出版・学校図書の4種類がありますが、現在、各社、家庭学習教材を無料で提供しています。ダウンロードして使用できます。

小学校の漢字は中学校とは違い、各学年で学習する漢字は決まっていますので、他の教科書会社のものを活用することもできます。(中学校の場合は、3年間で学習する漢字は決まっていますが、教科書会社ごとに漢字を学習する学年が違います。)

ただし、読みについては、学習学年に差がありますので、未習のものがあるかもしれません。たとえば、小2で学習する「直」。東京書籍では、「なお(す)」「なお(る)」の読みは小2で、「チョク」の読みは小3で、「ただ(ちに)」「じき」の読みは小5で学習しますが、光村図書・教育出版・学校図書ではすべての読みを小2で学習します。余力があるなら、他の教科書で学習している読みも覚えてしまうといいでしょう。

中学受験生であっても、小2~小3の漢字の抜けが意外とあります。低学年の漢字はできて当然と思われるかもしれませんが、見なれない・聞きなれない言葉がけっこうあります。「ぶっしょく(物色)」「やしろ(社)」「うみせんやません(海千山千」などですね。漢字は簡単ですが、いざ漢字に直す、正しい読み仮名答えるとなると間違えたり思いうかばなかったりしやすい言葉は、入試でもよく出ます。漢字の復習をしながら、辞書でその漢字が使われている言葉を調べて語彙力の強化をするのもいいでしょう。