夏期家庭学習・記述問題が苦手な小4・小5生におススメのテキスト

こんばんは。

大阪・神戸・京都の国語専門家庭教師住吉那巳枝です。

今ままでにない酷暑の中、夏期講習が始まりました。小6生は塾の夏期講習を受けている生徒さんが大半だと思いますが、小4生・小5生だと夏期講習は受けずにWEB授業だけにする生徒さんや、個別指導塾・家庭教師のみという生徒さんもいらっしゃると思います。

国語が苦手、塾の夏期講習はちょっと難しいかもということで講習を受けていないなら、どなたでも購入できる以下のテキストをおすすめします。

SAPIX 『国語の要 その1』(小4生対象)・『国語の要 その2』(小5生対象) 

→SAPIXの各校舎にて、どなたでも購入できます。

SAPIXさんのテキストはとてもうまく作られています。部分読解から全体理解まで問題にストーリーがあり、良問が多いです。また、記述問題のほかに作文力UP問題というものがあり、記述力の弱い生徒さんには特におすすめです。解説が非常にていねいなので生徒さん自身である程度復習することもできますし、保護者の方が説明する際にも説明しやすくなっています。その1は小4生が対象ですが、国語が苦手な小5生でももちろん使用できます。『国語の要』は夏期使用教材なので、時期的にもぴったりです。

 

四谷大塚『基本演習問題集上』(小4・小5)・『演習問題集上』(小4・小5)

→四谷大塚のHPより、どなたでも購入できます。

四谷大塚さんのテキストの質の高さは安心感を覚えるほど。とはいえ塾に行きながら予習シリーズを使用するのは難しい。そんな場合は予習シリーズ準拠の問題集をおすすめします。なんといっても記述問題の質がいい。よく練られていて考えさせる問題が多いのです。解説も詳しいので保護者の方のフォローは必要ですが、説明もしやすいと思います。記述がまったくだめ!なら『基本演習問題集上』、ぜんぜんできないわけではないけれど力をつけたいなら『演習問題集上』を。『応用演習問題集上』もありますが、これは難関校に届く力をつけたい・国語が得意なお子さん向けです。夏期に上巻を終えられたら、補助教材として9月以降下巻を活用してみてもいいでしょう。

いずれも20回前後で完結しますので、毎日1単元で8月中には終了できます。7月20日あたりにUPする予定だったですが、納品しなければいけない模試の原稿が5本ほど、大学入試小論文の分析原稿が10本ほどあり(まだまだありますが)、夏期授業も始まってしまい、ばたばたしているうちに8月になってしまいました。

例年、7月・8月は執筆・編集作業は抑えめにしているのですが、ふと気づけば今年は納期のずれこみなどがあり恐ろしいことになっていました。授業も可能な限り入れているので、体力勝負の夏です。生徒の皆さんとともにこの夏の1か月、がんばっていきたいと思います!

皆様もくれぐれも体調にはお気をつけください。