夏休みと塾の夏期講習

 こんにちは。

大阪・神戸・京都の国語専門家庭教師住吉那巳枝です。

 

6月から学校が再開となり、夏休みと冬休みが短縮されます。ただ、どの時期を短縮するのかは都道府県・市区町村・公立・私立によっても変わってきます。

たとえば、大阪市の夏休みは8月8日~24日。神戸市の夏休みは7月23日~8月17日。名古屋市は7月21日~8月16日。共通した休みは8月8日~16日。すると、これらの市を中心に展開している塾は、この9日間に講習を集中させることになります。もしかしたら、開催時期を地域に合わせて変更するかもしれませんね。

19日の報道によれば、浜学園ではお盆期間に午前・午後の両方を授業に当てることを検討し、予習用動画の配信も検討されているとのことで、これまでとは違うスタイルでの学習が受験生には求められてくるかもしれません。

特に予習の習慣がなかった子たちは、塾から指示されるやり方、予習動画の活用方法をきちんと実行しないとむだになります。予習は、現在自分がわかっていないことを明らかにして、授業を受ける目的を明確にし、授業を効率よく受けるために役立つものです。わからないところを解決するために授業を受けるのです。定着・再現力の確認をする復習とそもそもの目的が異なりますから、予習とはどうするのかわからないまま進めても意味がありません。

今から、塾の講習予定を想定しつつ、生徒たちには短期間につめこまれる講習を効率よく受講し、消化不良に陥らないための対策と学習の仕方を行っていかねばなりません。