動画配信授業受講時の注意点

こんにちは。

大阪・神戸・京都の国語専門家庭教師住吉那巳枝です。

対面授業を中止し、オンライン授業へ移行する塾が増えてきました。双方向オンライン授業をしている塾もあれば、動画配信のみの塾もあり、塾対応の差が生徒の学力差につながりそうなかんじがしています。

動画配信の場合、小学生が一人で授業を見て理解するのは厳しい。お母様がたの中には、いっしょに動画を見て、「授業がすごくわかりやすい。うちの子は授業を理解できないのは力がないんだとわかりました」とおっしゃる方がいますが、それは違います。

大人にとってわかりやすい授業だからといって、子どもにとってもわかりやすいということにはなりません。一方的に配信されてくる授業についていき、理解するというのは、子ども、特に小学生にとってはかなり難しいことなのです。

動画配信授業を見るときは、保護者の方が隣について、理解度を確認しながら、適宜動画を止めて見る必要があります。

そして、宿題を進めるときには、授業でつまずいた点を理解できているかどうかの確認が必要です。

動画配信授業を見て、理解できないからといって、お子様を責めたりはしないでいただきたいと思います。不明点については、塾で質問対応をしてくれるところもありますから、そうしたものを利用したり、オンラインの個別指導や家庭教師などを活用してフォローしてもらうようにしてみてください。