休校期間の過ごし方

こんばんは。

大阪・神戸・京都の国語専門家庭教師住吉那巳枝です。

週明けから学校・塾で休校措置を取っているところが多数あります。塾はWEB授業対応をされるところも多いですね。

共働きのご家庭ではほんとうに大変だと思いますし、学校・塾現場の先生も対応が大変だと思います。全国学習塾協会は2週間の休業要請を文科省から受けたため、授業の休止を要請していますし、大手予備校も休校を決めていますね。

この休校期間、中学受験生は学習サイクルが乱れるとたいへんなことになります。特に新小6生は、塾の授業も増え、課題も増えている中、学習サイクルが確立しつつあるタイミングでの休校ですから、ここで崩れると取り返しのつかなくなる子もいます。

休校期間は、1日のスケジュールをたて、通学時と同様に生活リズムを保つようにしてください。

午前中は、算数や理科などの問題演習、午後は国語の長文読解や社会、夜の寝る前に教科問わず暗記ものの学習を行うというように、1コマを45~50分程度で区切りながら計画を立てて見てもいいでしょう。

また、オンライン自習室というものもあります。多くはZoomの機能を使ったもので、WEBカメラを使って複数の生徒がログインすると、画面上にその時間に自習をしている生徒たちが映るようになっています。オンラインで学習状況をチェックしてくれたり、質問対応をしてくれたりするところもありますので、検討されてもいいかもしれません。

ことのは社でも指導中の生徒さん用にオンライン自習室を考えようかと思ったのですが、追加受講の希望が複数ありましたので、指導時間帯を終日に切り替え、時間帯の変更や追加を可能な範囲で受けています。すべてオンラインでの受講です。

新型コロナの影響はあちこちにも出ていますが、非常時にパニックにならず、淡々と粛々とやるべきことをしっかりやることが大切です。

といっても、教材制作の仕事ではこの影響を受けて、中国で組版がされているゲラが納期を2週間以上過ぎても上がってきていないことに気づき、ちょっとわたわたしていましたが……。今後の工程変更や収束したあとにド~ンと来ることを想像すると恐ろしいです……。