テストの復習をしないと、採点ミスを見逃すことに……

こんにちは。

大阪・神戸・京都の国語専門家庭教師住吉那巳枝です。

10連休中、冠模試を受けた生徒さんも多いことでしょう。来週の週末はテストのある塾も多いですね。

テストの復習をいやがる、そもそもしないという生徒さんはけっこういます。上位の生徒さんの中にも好きな教科の復習はするけれど苦手教科の復習はしないという生徒さんは意外といます。

でもテストの復習は必ずしてください。弱点を克服するため!という当たり前の理由だけで言っているのではありません。採点には人間が絡んでいます。人間のすることに完璧はありません。つまりミスの可能性があるのです。ですから、テストが返却されたら必ず復習し、採点ミスがないかチェックしてください。

採点ミス、ありますよ。4点配点の問題で合っているの×にされたら、偏差値が1~2変わります。これが6点配点なら3くらい変わることもあります。偏差値49と52、58と61。かなり違います。モチベーションなんて大きくかわります

なによりクラス判定、志望校別特訓の資格など各種オプション講座の資格に影響します。

採点ミスなんてほとんどないと思われるかもしれませんが、ゼロではありません。ほとんどないとしても、そのわずかな確率で当たることは誰にでもあります。ここ10年くらいで見た採点ミスは私が認識している数で6名。2回続けて同じ生徒が採点ミスにあったことがあるので実質5名で6回のミスですが。直近では先月ありました。

採点ミスは復習をしたら必ず気づくことができます。テストの復習をしないということは、上のクラスに上がれたかもしれないチャンス、希望していた特訓授業の受講チャンスなどを自ら捨てていることになりかねません。

復習をいやがる、どういっても復習をしない。そんなお悩みがあるなら、この話をお子様にされてみてはいかがでしょうか?

もちろん、採点ミスの発見により点が下がることもありますが……。