オンライン授業とオンライン自習室

こんにちは。

大阪・神戸・京都の国語専門家庭教師住吉那巳枝です。

現在、授業はオンラインが中心となり、対面授業の方はごくわずかになっています。

対面のほうが、正直、やりやすい。私自身の負担も実は対面のほうがはるかに少ない。とはいえ、この状況では双方にとってリスクがあるので、オンラインでの対応はしたほうがいい。

オンライン授業では、対面授業以上に生徒の解き方のチェック、視線や手の動きのチェック、発問などに神経を使います。画面が固まることもありますし、対面とはちがい反応がみえにくいこともある。それをフォローして対面と同じ質を保つために、試行錯誤するわけです。講師側の負担はオンラインでは激増します。とはいえ、15年以上前にスカイプで授業をしていたころと比べたら、通信環境・PC環境もよくなり、はるかにやりやすくなってはいます。ZoomとLINEの両方の活用や、カメラ2台での対応で効率よくできるようになりました。

こうしたやり方で、合格判定ではD判定という状況でも、オンライン授業だけで最難関に合格した子もいます。ただ、一定数、絶対にオンライン授業に向かないという生徒もいます。そういう意味では、オンライン授業は万能ではありません。やはり対面のほうがやりやすい。

でも、だからこそ、対面授業に戻れる日が一日も早く来るように、今はオンライン授業でベストを尽くし、感染拡大防止に努めなければならないと思っています。

今週から、自習の質向上と保護者の方の負担軽減も考え、無料のオンライン自習室を週に数回開くことにしました。

教材制作の仕事が常にあるので毎日開催はできませんが、自習室利用時には決まりをつくり、目的意識を持って学習に取り組んでもらえるようにしています。

指導中の生徒さん限定、それもおもな対象はオンライン自習室のない塾に通う生徒さんなので、数は少ないと思いますが…。

利用してもしなくてもおまかせ、自由です。ただ、こちらとしては、生徒さんには選択肢を提供しておきたいと思い、設定することにしました。

限られた状況で最善のことをする。当たり前のことを淡々と行っていきたいと思っています。