オンライン指導の指導者側のメリット・デメリット

こんばんは。

大阪・神戸・京都の国語専門家庭教師住吉那巳枝です。

オンライン指導を開始して、3週間になります。Zoomを使って2カメラを使用しているため、大きな支障はなく進めることができていますが、オンラインならではのメリット・デメリットも感じています。

一番のメリットは追加授業の対応がしやすいことですね。移動時間がないので、追加授業の調整が容易にできます。

また、一画面で手元と表情の両方が見えるのでらくです。が、これにはデメリットもあり、1人2時間、多い時は8時間画面を見続け、合間に生徒の状況をノートに書きこむことをしていると、目が疲れます。ブルーライトカットの眼鏡をかけていますが、疲れます。これはドライアイだからかもしれませんが。教材制作でも原稿執筆はPCで行いますが、教材制作の場合は、こまめに休憩をはさんで目の疲れを押さえることができます。でも、授業はそうはいかないので、そこがデメリットですね。ドライアイがなければ問題ないのかもしれませんが…。

また、一画面で手元と表情の両方が見えるために、つい口を出したくなってしまうというデメリットもあります。生徒によって、説明を多くした方がいい生徒、説明は控えて思考を促す質問を多めにした方がいい生徒、一定量の問題を解かせてから解説をした方がいい生徒、小問ごとに区切って解説をした方がいい生徒など、学力や性格によって進め方もさまざまです。

が、表情と手元が一目で見えてしまうと、説明は控えた方がいい生徒や一定量の問題を解かせてから解説をした方いい生徒に対しても、つい、言葉が出そうになってしまう。しかし、これも対面授業では手元に目線がいくと表情は見えなくなるので、一画面で両方が見えると質問の適切な間合いがよりわかりやすくなるというメリットもあります。

直接指導とオンラインのメリット・デメリットをうまく活用して、乗り切りたいと思います。

直接指導に戻すタイミングは、各ご家庭の状況(高齢者の方との同居や保護者の方のお仕事への影響等)により、ご相談のうえ、決めていきたいと思っています。