【夏期期間の家庭学習】低学年

こんにちは。

大阪・神戸・京都の国語専門家庭教師住吉那巳枝です。

今週から夏休みに入りますね。塾に通われている方、通われていない方、家庭学習で何をしたらいいか迷われるかもしれません。そんな場合は、以下を目安に取り組まれてみてください。

低学年では、ひらがな・カタカナ・漢字を正しく書き分けられるようにしましょう。ひらがな・カタカナ・漢字の学習を通して、語彙力の強化をゲーム感覚で行ってみてもいいかもしれません。私の授業ではん、使うひらがなの数を限定してことばをたくさんつくるということを行うことがあります。ゲーム感覚でできますし、濁点・半濁点の有無や拗音・促音の有無でいろいろな言葉を作れます。習った漢字のみで塾を作ることもできます。

塾や家庭教師の指導を受けていないなら、主語・述語・修飾語の理解を確実なものにしていってください。また、低学年のうちは、旅行、実験教室や体験教室などへの参加、読書などを通して、様々な経験をしていってください。

 

《小学1年生》

1年生は、ひらがな・カタカナを正確に書けるようにしておきましょう。特に長音表記については、高学年の漢字の読み取りに影響します。「オウ」と「オオ」は6年生の中学受験最難関校受験生でも間違えることがあります。カタカナの伸ばす音を表す「―(音引き)」の使い分けも正しくできるようにしておきましょう。漢字については、幼児期から幼児教室や公文などで学習されているお子様もいらっしゃいますが、現段階では読めれば問題ありません。ひらがな・カタカナ表記に問題がなく余裕があれば、小1漢字の書き取りまでの定着を図っていただいてもかまいません。語彙については、身近な言葉で知らない言葉が多い場合は、果物や野菜、植物、動物、キッチン用品などを中心に覚えてみてください

《小学2年生》

1年生のときにならったカタカナで抜け落ちが出てくる時期です。カタカナについては、「シ」「ツ」、「ソ」「ン」「ヨ」「ヲ」などの形の似たもの、拗音・促音を中心に確認してみましょう。漢字は1~2年生の1学期までに習った漢字の復習をしておきましょう。

 《小学3年生》

1年生同様、カタカナの読み書きで気になる点がある場合は、復習をしておきましょう。漢字の数が増えてきますので、1~3年生の1学期までの漢字の復習を行って、定着を図ってください。3年生から、音読みと訓読みの区別を意識して覚えるようにしてください。