直前期―記述問題の文末表現に注意! 2017.12.06 記述問題の採点基準は、塾ごとに異なりますし、学校によっても異なります。たいていの塾では記述問題の文末表現の間違いについては減点としますが、N学園は0点としています。どちらがいいかと言えば、入試本番を意識すればN学園のように厳しいほうがいいでしょう。ただ、それをすると正答率が大幅に下がる可能性がとても高くなる。しかし入試にはそんなことは関係ありませんから、容赦なく0点にする学校もあります。経験上最難関レベルの生徒で直前期にこのようなミスを見ることはほとんどありませんが、小5・6の夏前まではどのレベルの生徒でもやらかします。それほど、文末表現の間違いは多いのです。この文末表現の間違い。直前期の今だからこそ注意しなければいけません。模試では減点だったのに入試では0点になることもあるのです。兵庫県内のある学校では、文末表現のミスは0点と公表しています。今までは減点だったのが、厳しくなるということもあります。模試やタームテスト、過去問演習で内容は合っているのに文末表現を間違えた場合はその原因を必ず確認し、同じ間違いを絶対にしないようにしましょう。何が問われているのか、どう答えるべきかわかっていても、入試という非日常的な場面ではあせりからミスがでることもあります。このあせりには、日頃からの習慣がだいじです。設問文で問われているのが理由なのか気持ちなのかなどをおさえ、そのことがわかる言葉に印を必ずつける。先に文末表現の形をメモしておく。これを習慣づけることで間違いは防げます。今、4年生・5年生でこうしたミスが多いひとは、今からこの作業を習慣化していきましょう。 勉強のこと 指導のこと 教科書や参考書のこと 国語の勉強のこと 教材作成のこと