助動詞の学習は英語学習に備えて大切
こんにちは。
大阪・神戸・京都の国語専門家庭教師住吉那巳枝です。
小5・6では文法は中学内容まで学習します。言葉の単位・品詞・用言の活用・助動詞・助詞などですね。
文法学習に入ると、「入試に出ないからできなくてもいいですよね?」と言われることがあります。
確かに洛南などの一部の学校では出ますが、出ない学校のほうが多い。出ても問題数としては1問程度の学校もある。
でも、文法はしっかり習得しておいたほうがいいのです。
特に受け身と使役の助動詞は。
受け身の助動詞「れる・られる」。尊敬・可能・自発の意味も持つ助動詞です。そして、使役の助動詞「せる・させる」。
この二つは英文法理解に直結します。受け身は、英語の受動態の理解に、使役は使役動詞(「make/let/have」など)の理解に影響します。
英語で受動態と使役動詞を習う前、第五文型を習う前に、日本語で受け身と使役を正確に理解していないと、理解は困難になります。
せっかく中学受験の勉強を通して学習するのですから、正確に理解してしまいましょう。
入試に通るために学習するという視点だけでなく、その後に必要だから学習するから身につけておこうと考えて学ぶほうが後々の負担軽減になります。土台をおろそかにして志望校に受かってしまってもその後苦労します。
避けられる苦労は事前に避けてしまいましょう。