国語を学ぶということ
国語学習は論理的思考力養成場 人生を左右する論理的思考力を身につけましょう
子どもたちが「十分な知識と技能を身に付け、十分な思考力・ 判断力・表現力を磨き、主体性を持って多様な人々と協働することを通して、喜びと糧を得ていくことができるようにすること」(文部科学省答申『新しい時代にふさわしい高大接続の実現に向けた 高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体的改革について』より)
これは、2020年に行われる大学入試改革の目的です。
ここにある「十分な思考力・ 判断力・表現力を磨く」ことは、どれも国語学習を通して身につけることができます。国語力とは、「物事を論理的に考える力(論理的思考力)」「考えたことを正確に伝える力と相手の意図を正確に読み取る力(コミュニケーション能力)」です。これは、中学受験で合格点を取るために必要な力であると同時に国語教育の目的であり、生徒のみなさんが今後、学び、自らを管理し、働き、社会で有能で有用な人として生きていくうえで必要な力でもあります。
国際化、情報化の現代で生き抜くためには、まず自国の言葉で論理的に物事を考える論理的思考力が必要です。そして、その考えを誰もが理解できるように伝えられるコミュニケーション能力が必要になります。これができて初めて、英語を用いた意味のあるコミュニケーションが可能になります。また、氾濫する玉石混交の情報の中から、「玉」を見極め活用するためにも論理的思考力は不可欠です。様々な情報の精度を見極め、その根拠を理解し、検討し、選択しなければ、情報に踊らされてしまいます。
ことのは社では、国語学習を通して「物事を論理的に考える力(論理的思考力)」「考えたことを正確に伝える力と相手の意図を正確に読み取る力(コミュニケーション能力)」を習得し、中学入試で高得点をとる力を身につけるだけでなく、ひとりひとりが幸福で豊かな人生を送ることができるようにすることを目指しています。